名古屋市のマンション売却時の相場と確認すべき点
名古屋市は、日本でも主要な都市の一つで、2023年8月1日現在で人口は約232万人と右肩上がりに増加しています。
このため、マンションの需要も高まっており、売却する際にも有利な状況にあります。
ここでは、名古屋市でマンション売却を検討している方に向けて、売却価格の相場や確認すべき点、高く売るコツについてご紹介します。
まず、皆さんが一番気になるであろうマンションの売却価格の相場について確認してみましょう。
実際に名古屋市で売買されているマンションの価格を見ていきましょう。
参考ページ：名古屋市マンション売却の相場は？確認すべき点や高く売るコツ
2018年1月1日から2023年7月31日の間における新築マンションの平均価格は4,996万円で、平均坪単価は240.8万円となっています。
また、間取りを無視した中古マンションの平均価格は2,820.9万円となっています。
ただし、これらはあくまで平均価格であり、エリアや築年数、間取りによってマンションの価格は変動します。
具体的には、エリアごとや築年数ごとに見てみましょう。
中区が坪単価で最も高い地域であり、299.1万円となっています。
一方、港区が最も低い坪単価であり、142.3万円となっています。
新築マンションの価格が高い地域は、需要が高いことを意味します。
したがって、マンションの売却時には、自分のエリアにおいて新築マンションがどの程度の価格で売買されているのかを確認することが非常に重要です。
また、築年数も価格に大きな影響を与えます。
不動産全般には、耐用年数が設定されており、木造建築であれば約22年、鉄筋コンクリートであれば約47年とされています。
この年数を超えると、建物としての価値はゼロとされているのが一般的です。
マンションの売却価格は築年数に影響される
実際には、マンションが耐用年数を過ぎたからといって、完全に寿命を迎えるわけではありません。
そのため、ある程度の価格をつけて売却することは可能ですが、残念ながらその価格は下がってしまいます。
実際、2019年12月時点のデータを見ると、マンションの相場価格は築年数によって変動しています。
基準となるのは新築時の価格です。
築10年経過したマンションの価格は約15％減少し、築20年経過すると約35％減少します。
さらに、築30年経過するとなんと約50％まで価格が下がります。
ただし、築年数以外にも価格に影響を及ぼす要因があるため、必ずしもこの数値通りに価格が決まるわけではありません。
ですから、築年数を基にした大体の相場価格を把握しておくことは重要です。